毎日が適当

森山未來さんと星野源さんのファンです!毎日程よく適当に生きてます(*´ェ`*)

【BL漫画】

ダリア連載中の『contradect』で二人のもう少し濃い絡みを妄想(笑)するために作者の大島かもめさんの今までの作品を読み漁ってます。

と言ってもまだ6作品くらいで今は人気作品の上位から4番目まで読みました。※ebookjapanより

 

『逢縁カタルシス』は不愛想な運転手×美形な若旦那の大正ロマンです。切ないけどハピエンです。運転手さんがイケメンで寡黙なのに天然で良い。若旦那がこっそり運転手の日記を見るんですがそこには自分向ける恋情が書いてあるんですね。自分の気持ちが若旦那に知られたのに堂々としてるところがなんとも笑。逆に若旦那が意識しまくってるっていうね。

『影と日向のボーダーライン』は課長が暗い!イケメンで仕事が出来るんだけど皆が認める課長でいないといけないという思いと過去の家族とのしがらみのせいで、恋人である部下に酷い事をしてどこまで耐えられるのかどこまでしても一緒にいてくれるのか試していないと不安でしょうがないという捻くれまくりなんです。一度は離れた部下も実は課長の誰にも見せないそんな顔を自分だけが知っているのが嬉しいと変わったところがあったりしてなかなかに癖のあるお話でした。

『恋ときどき、焼きサバ定食』はイケメンハイスペック無自覚ナルシスト×定食屋の息子でラブコメです。今まで恋愛も仕事も失敗した事がないような商社マンが唯一なびかない定食屋の跡取り息子に猛アタックするんです。告白しても食い気味に断られて何が間違っているのか考えてもわからんって。要するに定食屋の息子は、商社マンの自分大好きで自分に酔いしれてて素を見せないところが嫌だったんですねぇ。

『チキンハートセレナーデ』はセフレが恋人になっていくお話。ゲイである事がバレて学校や家族まで巻き込んで大騒ぎなった過去を持つ攻めと家族で唯一自分を見てくれる兄が家庭を持ってしまった事で独りぼっちになってしまうと思っている受けが出会ってセフレになります。攻めの方は自己を諦めていずれ結婚すると決めていたけど、受けの過去を知り、不倫は嫌だし本気になりそうだからもう会わないと言われ、家族にゲイは治ってない継続中だとカミングアウトして受けのところに戻って晴れて恋人となるのです。1位なだけあってとても良いお話でした。

『contradect』の矢島と鳥飼の絡みを妄想したくて読んでたはずなのにすっかり作者様のファンになってしまいました笑

癖になりそうな味わい深いお話が多いような気がするのでお勧めですね。